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2005/06/04

藤木勇人「南島妄想見聞録」シモキタ

シモキタで見たのは3年振りかな?土曜の午後とあって会場は満員。そんな中、ラッキーにも最前列かぶりつきで。
今回は新作2本に旧作の焼き直し1本。ゲストは書家の田島親一氏。どんな人かなと思ったら、藤木さんの熊本マリスト時代の同級生で、ちゅらさんの沖飯屋「ゆがふ」ののれんの文字を書いた人なのだそうだ。ステージの左に大きな紙に掛け軸のように「南島妄想見聞録」の書が。うん、なかなかいい。

さて、一本目「沖縄商魂物語」。
最初に田島氏が出てきて、大きい紙に「商売」「笑売」「勝売」と、独特な字体で書いてはステージにポイポイと置いて行った。ステージ中央には何やら木枠の小道具。これは紙芝居の道具だった。初めての試みで、沖縄の風景の写真を次々に見せながら沖縄の人達の戦後の基地との関わりを軸に、何でも商売にしていくたくましさを面白おかしく語っていく。私も8年ぐらい前に行ったことのある、基地の知花レクリエーションゾーンでのフリーマーケットを紹介していた。記憶にあるフェンスの外にあった屋台のある道路は「ベトナム通り」と呼ばれているそうで、これは、今年7月下旬になくなってしまうのだそうだが、別の場所での商売を許可されたとのこと。
一本終わって、そんなことを語りながら例によって舞台の右端でナマ着替えをする藤木さん。初めて見るらしき人達からクスクスと笑いが起こった。が、上着を掴むとそのまま舞台袖に引っ込んでしまい、田島さんが出てきた。えっ、ならなんでわざわざナマ着替えするのじゃ?と、可笑しかった。

で、二本目「沖縄言葉テレショップ」。
まず田島氏が掛け軸用の大きい紙に、「ある時払いの催促なし」とかナントカ、おかしな言葉を真面目に書いて左の壁にかけてからテーブルに座り、静かに墨をすっている。
そこに「ジャパネットタカタ」のテーマ曲がかかり、場内に笑いが。なんと、この「オキネット西武門」で売るのは、田島さんが書く沖縄言葉の色紙。しかも、沖縄三大無責任コトバである。テレショップと言えばオマケがつきもの。これにはユタの訪問がついてくるというもの。藤木さんの妄想世界炸裂の一品で、大爆笑の連続。これはいいね!しかし田島さんがいないと成立しないレアなネタなのかな?と少し残念でもある。

三本目「白砂の思い」。
私がこれを初めて見たのは10年近く前の広島公演だった。いい題材なんだけど、長いしちょっと重い…。見ててしんどくなる作品でもあった。当時は普通に立って演技していたのだが、今回は、一昨年の新作ペルー提督沖縄上陸にまつわる話「異聞・ボード事件簿」で始めた、着物で座ってやる落語スタイルで。
落語風に時々拍子木のパチンで区切りをつけたりする効果がよくて、長い話がダレないし、わかりやすく改善されたと思った。

会場では、最近藤木さん著で出した本「ハイサイ!沖縄言葉」と、田島さんのウチナーグチ色紙を売っていて、両方買ってしまったサー!本はもうちょっとでAmazonで買ってしまうとこだったのでちょうど良かった。

公演はその日の夜公演と日曜昼公演で終了。日曜は既に売り切れたそうだ。良かった良かった!

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コメント

遠路はるばるお疲れさまでした。
私には、すべて新作(?)、楽しく観劇させて戴きました。
観劇後、地下の居酒屋で大雨とも知らず、皆でのゆんたくも楽しかったですね。次の舞台の合間をぬって藤木さんが居酒屋に現れたのはビックリ!!ラッキーでしたね。

あれから、私達とアキサミヨーは電車の中でもゆんたく。
新宿から逆の反対方向に乗ったりして、通常の2倍近い時間をかけての帰宅でした。

投稿: せなっち | 2005/06/10 00:04

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