2010/12/23

卒業します

1年と3ヶ月ぶりに美容院に行ってきた。
最後に行ったのは手術の直前で、その後抗がん剤が決まったので、どうせ抜けるんだから、と放置したのだ。

抗がん剤が終わってから伸びてきた髪の毛は、前髪は伸びが遅いながら、後頭部はモジャモジャ。
もみ上げの部分も伸びてきて、ウィッグを被っても、白髪交じりの自毛がチラっと見え隠れするようになってきた。
そして、クルンクルンのクセ毛なのだ。
抗がん剤終了後に最初に生えてくる髪の毛は、元の髪質と違うのが生えてくることが多いらしい。姉もクセ毛が生えてきたと言っている。

こないだの検査結果で、また抗がん剤をする必要がなく髪が抜ける心配がなくなったので、ウィッグを卒業してもいいかなと思ったのだ。前髪は物足りないけど、サイドと後ろは、ベリーショートにするには十分の長さだ。

久々に再会した美容師さんはやっぱりびっくり。
「何があったと思う? 決して浮気していた訳とちゃうねん」
と、事情を話すとまたびっくり。
でも、こういうお客さんも何人も見てきたそうで、髪質が変わることもご存知だった。

クルンクルンなので、ストレートパーマをあてたらどうだろう?と相談してみたが却下。短すぎて効かないと思うと言われた。

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で、短い前髪と襟足を残しつつカット。それから全体にヘナ。
全体的に明るくなって、白髪の部分はヘナで赤くて、メッシュを入れたような感じになった。
「これで出歩いても全然問題ないよ」と言われ、気を良くして店をあとにした。
短すぎて少し頭が寒いけど、なんだか嬉しい寒さだった。

仕事納めは29日だけど、明日は自宅勤務にして、来週はもう休むことにした。
なので、会社でのベリーショートデビューは年明けだ。それまでには、この頭、自分で見慣れてることだろう。

ウィッグさん、約1年間お世話になりました。またお世話にならないことを願ってます。

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2010/12/17

疑い晴れた

昨日胸のCTを撮ってきて、今日、検査結果を聞きに行った。
9月に肺に見つかった6mmの「何か」が、転移の腫瘍かどうかの再検査だった。

今回は、最初のがん告知の日よりもドキドキしていた。
転移だったとしても、小さいから内視鏡か何かでぷちゅっと取ってしまえるんだから、だいじょぶだいじょぶ、と自分に言い聞かせつつ、待合室で待っていたら、姉から「結果はまだか?」と電話がかかってきたり。


結果は・・・・・

シロだった!

画像診断の報告書には、
「中葉の結節は消失」と書かれていた。

き、消えた・・・??
ふっしぎ~。ほな、何やったんやろ?

他にいくつかやや怪しげなものはあるものの、胸に放射線治療をした名残りかもしれないとかで、心配は要らないそうだ。

最後のまとめのImpressionには、
乳がん術後、転移は明らかではありません。

と書かれていた。
やれやれ、ホッとした~。

そもそも昨年、乳がんかもしれないと言われ、検査結果を聞きに行った時は、「自分が乳がんになるわけないし~」と、根拠のない自信満々で、結果クロでびっくりしたし、
抗がん剤が必要かどうかの「オンコタイプDX」の検査結果を聞きに行った時も、「自分が抗がん剤せなアカンわけないし~」と、これまた自信満々だったのにクロだったし。

という訳で、今回はショックを減らす為に
「きっとクロに違いない。でも転移だとしてもまだダイジョブだし!」という風に思ってこの3ヶ月過ごしてきたのだった。

クロだと思えばシロが出るわけね~。


ともあれ、おかげで、近々手術も抗がん剤もしなくて済むことになり、治療はこれまで通り抗ホルモン剤のみだ。
抗がん剤がないのであればまた髪が抜ける心配がないので、年明けには、ウィッグを卒業して、ベリーショートデビューしようかと思っている。
今、元々の地毛とは違う、クルンクルンのクセ毛がもにゃもにゃと伸びてきているのだ。
抗がん剤の後に最初に生えてくる髪の毛は、元の髪質と違うのが生えることが多いらしく、姉もクセ毛が生えてきているそうだ。1年半もすれば、元通りの髪質に戻るらしいが。


あと、抗がん剤中に上昇したけどおさまっていた血糖値が、ここにきてまた上昇していて、また薬を飲むことになった。当面はこっちの方が心配。

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2010/11/16

選択肢

漢方を始めて1ヶ月、味には慣れないが、効き目は感じる。
抗ホルモン剤を始めて以来、脚がむくんで、特に夕方以降は足がパンパンになっていて、ゆるい靴しか履けなくなっていたほどだったのが、随分改善した。
不要な水分を排出する効き目が出ているのだろう。

さて、漢方内科では、診察の前に予診みたいな感じで、先に看護師さんに部屋に呼ばれて、経過やなんかを聞かれるのだが、前回行った時、初診時に話したのにまた乳がんのことを聞かれたので、?と思ったところ、
「実は私も乳がんで、去年手術をしたんで、『がん友さんやな』と思ったんですよ。」
と言われた。
片側全摘で、リンパ転移3個だったそうなのだが、
「自分で決めて、抗がん剤はしなかったんです。放射線だけしました。」
とのこと。
えっ、じゃぁ、漢方で治療されているのか?
「いえ、それもしていなくて、今は無治療です。」
へぇぇ~~~っ!

なんでも、自分は看護師だから、手術の次に何が待っているかとか全部わかっていて、その影響を考えた上で、再発したら再発したで、その時に対処したらいい、と、気にせず大らかに構えることにしたのだそうだ。

そういう選択肢もあったのかぁ、と少し驚いた。
私は先生の仰る事にふつーに従うことしか考えてなくて、他の選択肢を探るということは一切しなかったから。
素人が色々情報ぶっこんで頭でっかちになって、無用な心配もしたくないしなぁとも思っていたし。
まぁ私は私だし、先生を信頼してついていってるから、これでいいのかもね。

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2010/10/22

漢方を始めてみた

同病の姉は、もともと膠原病持ちで、漢方医にもかかっている。乳がんになってからも、抗がん剤の副作用緩和用に薬を処方してもらっていた。
先日、姉が先生に、妹は転移があるかもしれないという話をしたらしく、すると先生は、「再発・転移防止に漢方は有効だから、是非妹さんも漢方にかかってみたら?」と仰ったそうで、姉も、いっぺん行ってみたら?と言うので、近くの漢方内科を予約して先週行ってみた。

その前日に、クリニックで先生に、「漢方に行ってみてもいいですか?」と聞いたら、「いいよ」と言われたが、「再発防止に効くそうで」と言ったところ、「うーん、そういうエビデンスはないんだけどね」と。
そこはきっと西洋医学と東洋医学の相容れないところなんだろうなぁと思った。

漢方内科では、主にご年配の患者さんが次々と出入りしていて、なかなかはやっているようだ。
先生に、姉の先生から勧められた旨を話すと、
「そや!その通り!正しい!よう来た!」「ほな、エエ薬があるからな」
てな感じで、おもろい大阪のおっさんのノリhappy02
ヘンコな説教タイプの先生やったらどうしよう??という不安が一気に吹き飛んだ。
まずは2週間、煎じ薬を飲めるかどうかお試し、ということに。

向かいの調剤薬局で二種類の薬を出してもらって、片方は保険適用で、計4400円。
明細を見ると、ものすごい種類のものがブレンドされていた。
煎じ方の説明を受けた。毎日やるのが面倒だったら、自動煎じ器というのもアリだそうだが、1万4千円ぐらいしてた。

そして1週間、いきなり週末に旅行してたので、2日目からサボッてたけど、ボチボチ飲み始めた。
煎じる作業そのものは難しくはないのだけど、匂いがすごい。換気扇全開だ。
そしてお味の方は…、やっぱりまずーい。苦いというよりまずーいbearing
しかし、熱い方が熱さでまずさがまぎれてなんとか飲める。あとは慣れかな。

漢方は、効くまでに時間がかかるということだから、気長に続けてみることにしよう。
姉の方は、薬を変えてもらってから、浮腫と痛みが一気に良くなってきたそうで喜んでいる。

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2010/09/24

微妙な結果

一昨日CTを撮りに行って、今日クリニックに結果を聞きに行った。

放射線診断科からの結果は微妙なグレー。
「肺野は中葉に6mmの小結節出現」
なんじゃそりゃ?!

先生は、現段階ではこれが肺転移の腫瘍とは断定できないので、3~4ヶ月後に、PET CTを撮って診断しましょうと仰った。
PET CTを撮ると、骨の転移も診断出来るのでちょうどいいでしょうとのことで。
そして、この程度の大きさだと、炎症性細胞だろうが腫瘍だろうが、自覚症状は出ないそうだ。

もし転移だとしても、この程度なら内視鏡でぷちゅっと摘出出来るそうだ。
その後、また抗がん剤をしなければならないかどうか聞くのを忘れたけど、その病理検査次第なんだろうな。
姉によると、最近の医療では、1回や2回の転移なら治るらしく、昔みたいに「転移→絶望」ってことではないそうだ。
それなら安心だけど、せっかくあとちょっとでウィッグ卒業、ってとこまで髪の毛が伸びたのに、また抗がん剤で元通り、ってなるのがイヤやなぁ。

結果がわかるまで長いことあるから不安ではあるけど、とにかく悪い方に考えんこっちゃな。

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2010/09/16

術後一年

手術からちょうど1年、今日はクリニックで検査だった。
エコーとマンモで異常ナシ。前回採った血液検査でも、腫瘍マーカーの、骨の値が高めだけど、抗がん剤の影響で上昇した後、3回の検査では下降傾向にあるので問題ないだろうとのことだった。
ノー天気に構えていて、特に心配もしてなかったけど、とりあえずホッとした。
来週は大きい病院でCTして、肺やら肝臓やらを見てもらったら1年検診は終了。

昨日は姉が1年検診に行っていて、「念の為」の検査はしない方針、と先生に言われたそうだ。
同じようなことを私の先生も仰った。再発、転移の場合は、症状が出てから見つかっても、治療に遅れは出ないのだとのこと。アメリカでもそういうエビデンスがあり、無駄にお金をかけないようにしているのだそう。
なので、去年やったような、骨シンチやMRIはナシというコトだ。

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2010/08/29

一年前の告知の日

先週の22日で、乳がん告知を受けてからちょうど一年経った。それから目まぐるしく色んなことがあって、あっという間の一年だった。

姉が検査を受けて怪しいと言われたので、自分も検査を受けに行ったのが18日。
マンモとエコーで先生は、水溜まりかもしれないけど、念の為細胞検査しましょう、と針をブッスリ指して組織を吸い出して検査に出した。今思えば、先生は脅かさないようにそう言ってくれたのだろうけど、画像の段階でほぼ確信していたのだろうな。私は呑気なもので、精検までしてるのに、イヤ、自分にそんなことが降りかかるはずはない、と、根拠の無い確信をしていて、特にショックを受けるでもなく、検査結果の日まで不安にかられるとかもなかった。
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結果を聞きに行った22日は土曜日で、二軍落ちしたリンちゃんを応援に、従兄と鳴尾浜球場に行くことにしていて、昼に駅で待ち合わせをしていた。ところがクリニックは混んでいて、予約時間を過ぎても呼ばれない。私は検査結果よりも、従兄を待たせることを気にかけていた。
予約時間を少し回ってから呼ばれた。私は、「結果、異状無しです」と言われて3分もしないうちに終わると思っていたので、待ち合わせには間に合いそうとホッとした。

ところが結果はクロだった。早速手術の準備で検査をしましょうと言われ、胸のレントゲン、心電図、血液検査をすることに。その間も、従兄に連絡しなきゃ、とそればっかり気になっていた。
検査室に入ると、看護師さんに「ビックリしたでしょう?」と、心配そうに言われた。意外なことを言われたようでハッと気づいた。「そっか、普通はもっと落ち込むシーンなんだな」と。
「そうですね、ビックリ…しましたけど、小さいし治るらしいから…」と答えた。

サクサクと検査は終わり、大きい病院でするCT等の検査の予約をしてもらって終了。そそくさと待ち合わせ場所へ急いで従兄と合流して、鳴尾浜へ向かった。
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早速従兄に乳がんを報告。すると、「あー、ショックやショックや言うてたなぁ、ダイジョブかなぁ?」と、姉の件と勘違いしたので、「ちゃうちゃう!私も乳がんやねん」と言ったら、むちゃむちゃビックリしていた。そらそうやわなー。
しかし、特にいつもと変わりなく、しっかりリンちゃんを応援し、野球を楽しんで帰った。

手術に関しては、6年前に胆石を取ったのより軽いぐらいらしいから不安もなかったし、胆石みたいに取ってしまえば終わり!ぐらいに考えていたのだが、それは大間違いだったと実感したのは、退院して、組織の病理検査結果が出てからだった。

検査の結果、抗がん剤が必要と分かった時は、告知の時より凹んで、事実が受け入れられずしばしウジウジした気分になったが、治療が始まると、同病の患者さんとベッドを並べて色んなお話を聞けたりして励みになったし、第一、私よりもっと強い薬でキツイ副作用に立ち向かっている姉がいたので、私の程度でメゲている場合ではなかったのだ。

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2010/08/02

放射線科の最後の通院

放射線治療が終了して早くも1ヶ月。
1ヶ月目に検診をして終了とのことで、今日は久々に通院。
治療終了直後、腋の下が痛くなったが、以前クリニックで抗がん剤副作用の湿疹用にもらった塗り薬で凌いだことを話した。その他、赤味が残っているのはそのうちに戻るということで、特に異常なし。
あと、照射部全体に塗る保湿用クリームが2本出た。これを使い切ったら、市販の保湿剤で良いので、1年ぐらいは塗り続けておかないと、皮膚が硬くなってしまったりするそうだ。ちゃんと聞かなかったけど、ボディーローションとかでいいんだろうと思う。(テキトー!)

しかし暑い!!
病院で駐車場を歩いているだけでも、下から焼かれてるみたいに暑かった~bearing
焼き豚になりそ~pig


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2010/07/06

放射線治療終了

6月30日に、放射線治療全25回が終了した。
説明された副作用の、照射部分の赤みは最終週あたりからハッキリわかるようになってきたが、痒みは大したことなく終わった。
ところが、終わった翌日から腋の下が痛くなってきた。放射線科の先生には、これくらいの赤みなら塗り薬はいらないだろうと言われて、もらって来なかったのに。考えてみると、診察のときには、胸は見せたけど、ワキは見てもらってなかった。失敗したなー。
しかし、また病院に行くのも面倒なので、抗がん剤の副作用で湿疹が出た時にもらった薬を塗ってしのぐことにした。
治療中、私のひとつ前の時間に通っていた女性は、3週目くらいから痒みがひどくなり、寝ている時はどうしても掻きむしってしまってミミズ腫れのようになってしまったそうなのでビビッていたけど、私の場合はそこまでにはならずに済みそうだ。

あとは5年間のホルモン治療のみとなった。飲み薬だけなので、通院も少ない。更年期障害の副作用が出なければいいな。
ここからまだ5年は長いけど、これで治療のヤマは越したのでホッとしている。

しかし、抗がん剤の副作用はまだしつこく残っている。手足の痺れと、変色した爪。
特にひどいのが両足の親指の爪で、何か重い物が足に落ちたかのように、黒いというか茶色というか紫というか…、まだらで、ともかく汚い色なのだ。そして、根元から少し斜めにゆがんでグラグラになってしまっている。先生や、他の患者さん談では、爪は一旦剥がれてしまうのだそうだ!それが目下の恐怖。今でも触ると超痛いのに、剥がれるなんて~!!wobbly
手足の痺れも、薬はもらったけど、治るまでにはかなり長くかかるのだそうだ。副作用なんて、抗がん剤が終わればすぐ治ると思ってたので、それは憂鬱だ。

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2010/06/09

抗がん剤→放射線&ホルモン治療中

今日で放射線治療25回中10回が終わった。残り3週間だ。1回の所要時間は短いのだけど、毎日行くのが面倒なところ。
今日は週に一度の診察日だった。変わりがないか聞かれ、「口角炎と口内炎が出来たけど、関係ありますか?」と言ったら、あっさりきっぱり「ないです」と。しかし知らず知らずのうちに放射線で疲れが出ているかもしれないので、よく食べて(!!!!)よく休養しなさいとのことだった。帰りにチョコラBBを購入。

12月から始まった抗がん剤治療は5月14日にやっと終わって3週間ちょい経ったのだけど、副作用の手足のしびれはまだ治らない。歩くと足の裏がビリビリ、キーボード打っても指先ビリビリ。特に手の細かい作業がイテテ…、である。
結局、治療中に出た副作用は、
脱毛、白血球数低下、肝機能低下、血糖値上昇、口の渇き(血糖値のせいかも)、味覚異常、湿疹、手足の爪の変色(足の親指の爪は剥がれそうになっている)、口内炎(一回だけ)、そして手足の痺れ。
一番しんどい吐き気や倦怠感が無かったので、動き回っても平気なのが助かった。

放射線の副作用は、日焼けのように黒ずんだり、痛痒くなったり、患部が硬くなったりするそうだ。2~3週間後からとのことなので、もうすぐかなぁ。毎日会う患者さんによると、かなり痒いらしい。掻いたらダメと言われているのだけど、就寝中にどうしても掻いてしまうとおっしゃっていた。

ホルモン治療は、放射線と同時に始めた。抗エストロゲン剤のノルバテックス(の、ジェネリック)を毎朝1錠飲むのみで、注射はナシだ。
こちらの副作用は、更年期障害のような症状。これから暑いのにホットフラッシュはイヤだなぁ。

昼過ぎに、ネット通販で注文した帽子が届いた。これから先、鬘は特に暑いので、姉のアドバイスで、病院や気軽な所へのお出かけは、帽子で済ますことにする。
↓がん患者さん専門のこのお店、Todayは、品揃えが良くて便利。
http://today.shop7.makeshop.jp/

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